敦賀真鯛
とる漁師
育てる漁師
敦賀湾は、三方を山に囲まれ
春の雪解け水が流れ込む
ミネラルなどの栄養分が豊富な漁場です。
店主の祖父と父は『とる漁師』
店主は敦賀の海の素晴らしさのもと
天然ものに負けない美味しい魚の供給を目指し
『育てる漁師』として日々努力しています。
そして、自信を持ってブランド化されたのが
『敦賀ふぐ』と『敦賀真鯛』です。

敦賀ふぐ
とらふぐは、とても繊細な魚です。気候の変化・水質に大きく影響を受け、成魚になるまで健康の見極めと、徹底した管理が必要となります。
敦賀湾は水質の良さはもちろんのこと、日本最北端の養殖場で、一年を通じて海水温の差が約20℃もあります。そのため敦賀ふぐは身がギュッと引き締まり、旨みたっぷりの魚となります。

とらふぐ歯切り作業
とらふぐの歯は非常に鋭く、フグ同士傷つけ合ってしまうので、稚魚がある程度成長した段階で、歯をカットする作業が必要になってきます。
イケスで泳いでいる1万匹近いフグの歯をカットするのは、気の遠くなる作業です。様々な過程を経て、成長した『敦賀ふぐ』を是非、ご賞味ください。

敦賀真鯛
敦賀湾での真鯛の養殖は昔から盛んに行われてきました。もっと県外の方々にも知っていただきたく、平成30年に敦賀の新たなブランド敦賀真鯛(つるがまだい)として名付けられました。
栄養豊富で透明度が高い海水で育てる『敦賀真鯛』は、脂のノリも最高です。天然真鯛に負けない美味しい真鯛を目指して、日々努力を重ねています。

多くの人に味わってほしい
福井県の「敦賀市海水養魚協会」が、「自慢のマダイをより多くの人に味わってほしい。知名度アップにつながれば…」と期待を込めて「敦賀真鯛」のロゴが作られました。

敦賀ふぐが美味しい理由
敦賀ふぐは養殖業者の努力の甲斐あって、安心・安全のとらふぐとして認定されています。
敦賀の養殖業者が先駆けて与えてきた配合飼料には、国の定める飼料安全法をクリアした『人が食べても安全』な、天然の素材を配合しています。
敦賀ふぐ養殖の歴史
敦賀湾のとらふぐ養殖は昭和60年代から始まりました。先代も同時期にとらふぐ養殖を始めておりましたが、知識は今ほどなく、手探り状態の取り組みでした。
平成10年、敦賀産の「とらふぐ」は、『敦賀ふぐ』として商法登録され、敦賀の一大ブランドとして確立しました。その後、とらふぐ調理師免許を取得、お客様のためにふぐ料理を提供する「なかい」の第一歩となりました。
その後、漁師として3代目の現主人が養殖技術を稚魚・水温・水質・与えるエサなど一から見つめ直し、試行錯誤を繰り返す中、今現在最も納得のいく「とらふぐ」を育てることに成功しています。

日々、様々な海の幸が「なかい」の厨房にやってきます。